SpringPowerChecker

コイルスプリング圧力計算

はじめに

設定」画面でスプリング線図を送信する宛先のメールアドレスを設定しておいてください。



コイルスプリング選択画面」で選択したコイルスプリングの圧力計算をする画面です。
「計算結果表示部」と、「数値入力部」の2つで構成されています。




1.計算方法を選択

「全ての数値を入力して計算」を選択した場合、 計算に必要な全ての項目に数値を入力して、ストリッピング力や加工圧力を計算します。
「スプリング圧力のみを計算」を選択した場合、スプリングの圧力のみの計算となります。

選択した方法によって、後述する「数値を入力」する項目が変化します。



2.使用回数を選択

スプリングの使用回数(≒スプリングの許容タワミ量)を選択します。
コイルスプリング選択画面」で選択したスプリングの使用回数に準拠するため、スプリングによっては選択できない「使用回数」があります。



3.数値を入力

「数値入力部」に圧力計算に必要な数値を入力します。
項目を入力していくと随時計算が行われ「計算結果表示部」に表示されます。
「入力値をクリア」ボタンをタップすると、全ての値がクリアされ、最初の状態に戻ります。

各項目の詳細
板厚(mm) 加工する材料の厚みを入力します。
加工長さ(mm) プレス抜き加工(せん断加工)を行う形状の全周長を入力します。
せん断係数 加工する材料のせん断抵抗値を入力します。
圧力 計算された加工圧力が表示されます。
入力する必要はありません。
ストリッピング 計算されたストリッピング力が表示されます。
入力する必要はありません。
加工圧力に対するストリッピング力(かす取り力)の割合をパーセンテージで入力します。
一般的には加工圧力の3~5%とされています。
初圧(mm) 取付時の初期タワミ量を入力します。
ストローク(mm) ストローク量を入力します。
使用本数 使用するスプリングの数量を入力します。
カミアイ 刃の噛み合い量を入力します。
下死点手前 スプリング圧力のみを計算する場合に入力します。
許容タワミ量
(mm)
選択中のコイルスプリングの使用回数で許容されているタワミ量が表示されます。
初圧を入力するとここに表示している数値から差し引かれ、使用できるストローク量の目安になります。

入力値に誤りがある場合は警告メッセージが表示されます。


誤りの例:選択した「使用回数」で許容されているタワミ量を超えるストローク量を入力した。



4.計算結果確認

入力された数値を基に計算された結果が「計算結果表示部」に表示されます。

各項目の詳細
加工圧力 計算された加工圧力が表示されます。
必要ストリッピング力 計算されたストリッピング力が表示されます。
SP本数 スプリングの使用本数が表示されます。
タワミ タワミ量(初期タワミ量+ストローク量)が表示されます。
圧縮長 下死点まで圧縮された時のスプリングの長さが表示されます。
SP初圧※ 取付け時のスプリング圧力が表示されます。
SP加工開始※ 「カミアイ」に0より大きな値を入力した際に、加工開始時のスプリング圧力が表示されます。
SP終圧※ 下死点に達した時のスプリング圧力が表示されます。
規格番号 「コイルスプリング選択」画面で選択された規格番号が表示されます。
タワミ/mm 初圧(取り付け時)、加工開始時、終圧(下死点時)のスプリングのタワミ量が表示されます。

※SP初圧、SP加工開始、SP終圧について
それぞれの項目について下記3つが表示されます
1本/kgf スプリング1本の場合の圧力が表示されます。
合計/kgf スプリングの圧力にスプリングの使用本数をかけた合計圧力が表示されます。単位は[kgf]です。
合計/N スプリングの圧力にスプリングの使用本数をかけた合計圧力が表示されます。単位は[N]です。



5.計算結果表示・スプリング線図作成

計算結果の一覧表示とスプリング線図の作成を行います。
画面右下の「計算結果を表示」ボタンをタップします。


計算結果が一覧で表示されます。



「スプリング線図名」欄にスプリング線図のタイトル(※)を入力します。(空白でも構いません)
「計算結果(DXF)をメールで送信」ボタンをタップするとDXFファイルが端末内に作成され、メールアプリが起動します。
送信方法については「DXFファイル送信」を参照してください。
※ファイルは常に上書きされます。

作成されたファイルはOS毎に保存される場所が決まっています。

DXFファイルの保存場所
iOSの場合 アプリのDocumentsフォルダ内に「spring_diagram_by_sppc.dxf」というファイル名で保存されます。スマホをMacやPCに接続し、iTunesを使用してファイルを直接取り出すことも可能です。
Android 「内部ストレージ」-「Android」-「data」-「biz.voice_transfer.sppc」-「files」に、「spring_diagram_by_sppc.dxf」というファイル名で保存されます。PCやMacに接続すれば、ファイルを直接取り出すことも可能です。

SpringPowerCheckerのアプリ内ではスプリング線図を表示することはできません。
DXFファイルをメールで送信するか、スマホ内から取り出した後、MacまたはPC上で確認してください。


※スプリング線図名について。
上記の「スプリング線図名」欄にスプリング線図のタイトルを入力すると、下図赤枠の部分に表示されます。
空白にした場合は"****"が表示されます。